The Pavilion
      
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エリア:イーストヴィレッジ   ジャンル: アメリカン   ブランチ

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  • アメリカン   ブランチ

待望のオープンを果たしたThe Pavilion

2014年春にオープンしたレストランの中で、最も物議を醸していた存在と言えば、なんと言ってもユニオン・スクエアにオープンした ”ザ・パヴィリオン”。
ユニオン・スクエアと言えば、ニューヨーク・エリアで最大かつ最も有名なグリーン・マーケットが月曜、水曜、土曜に行われることで有名であると同時に、 常にニューヨーカーの憩いの場としても知られるパーク兼広場。 同店は、その名の通りユニオン・スクエアの北側に位置するパヴィリオンを改築してオープンしたもので、 このパヴィリオンは、もともとは子供向けのアクティビティ、ヨガ教室、夏のダンス・イベントなど、 コミュニティーのためのレクリエーション・スペースとして利用されていたもの。
しかしながら、イベントが行なわれていない時は、近隣の工事現場で働く人々の休憩所になっていたり、ホームレスが寝床にしていたりして、 歴史ある建造物はほぼデッドスペースと化していました。

過去数十年に渡ってそうした状態が続いていたパヴィリオンを 有効活用しようと、レストラン計画を持ち込んだのが、 有名バーガー・ジョイント『ファイブ・ナプキン・バーガー』の経営者、サイモン・オーレン。 経済効果をもたらすこの計画にはニューヨーク市も賛成で、パヴィリオン改造計画が開始したのは2005年のこと。 ニューヨーカーの大半は この絶好のロケーションのレストラン・オープンを心待ちにしていたのが実情。 その証拠に、オープニングの夜には多くの人々が訪れ、開店からわずか30分でレストランは満員状態となりました。

食材の良さ

ユニオン・スクエアと言えば、前述のようにグリーン・マーケットで有名ですが、 ザ・パヴィリオンは同マーケットで販売されている ニューヨークのファーマーによろるオーガニックの食材を用いた、シンプルなアメリカン・キュジーヌをサーブ。 オーガニックのロースト・チキンは、同じくオーガニックのパープル・ポテトやブロッコリーを添え、 オーガニック・サーモンを用いたポトフは、やはりオーガニックのパール・オニオンやベイビー・キャロットなどの新鮮な野菜を使っていますが、 これらは全てグリーン・マーケットからの調達。

ニューヨークのダウンタウンのレストランの多くが、グリーン・マーケットの野菜を用いているので、このことは決して珍しくはありませんが、 パヴィリオンの場合、そのグリーン・マーケットのすぐ横にレストランがあるだけに、食材のアピールが増しているのは言うまでもないこと。
アペタイザーやメインだけでなく、チョコレート・ビーツ・ケーキなど、野菜を用いたデザートなども味わうことができます。

また、同レストランではカクテルやジュース等のドリンク・メニューにもグリーン・マーケットの食材を使用。 クリエイティブで ニューヨークらしいカクテルは、訪れた人々を満足させる味に仕上がっています。
また昨今オープンしたマンハッタンのレストランにしては珍しく、アペタイザーが10ドル前後、メインが20ドル前後というリーズナブルな価格帯も注目すべきところ。 グリーン・マーケットで提供される季節の旬の素材を用いた「マーケット・デイリー・スペシャル」も、見逃せないメニュー・アイテムのひとつとなっています。

パヴィリオンは窓やドアのない造りであるため、全席がオープンエア。 そのためレストランとして運営されるのは、春から初秋に掛けての半年のみで、残りの半年間は再び公共施設として開放するとのこと。 2014年4月のオープン当初は、ディナーのみのサーヴィングでしたが、徐々にブランチやブレックファストのサーヴィングがスタート。

グリーン・マーケットでのショッピング際や、同エリアのレストランに出掛ける前のドリンクに立ち寄るのにも絶好のスポットであるだけに、 今後どんどん客足が増えて行くことが見込まれています。

名称The Pavilion
住所20 Union Square W
TEL (212) 677-7818
websitehttp://www.thepavilionnyc.com/

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